(続)やっぱりコラーゲンは凄いらしい

前回のブログの続きです。

コラーゲンは40代から急激に減少するということです。

で、コラーゲンやそのサプリメントの効果がより現れやすいのが50代以降の女性だそうです。

それは、コラーゲンが体内で減った状態にあるので、それを補ったり増やしたりする成分の効果が出やすいということです。

代表的な効果を羅列していくと

・セルライトの減少

・BMIの低下

・髪質改善

・シワやハリの改善

などです。

そして、女性に多いと言われる「骨粗鬆症」ですが、これもコラーゲンの摂取で改善されるようです。

 

あと、様々な相関関係を調べたデータによると

「肌のハリを失っている人は、骨も弱い」

「肌のハリを失っている人は、血管老化も進行している」

「コラーゲンいい状態でキープできている人は髪のコシもある」

「骨も強く、血管老化が進行していない人は、見た目も若い」

 

等々あるようです。

言えるのは、見た目が若い(健康的)であれば、体内も若い(健康的)である場合が多い、と言うことは、体内が若い(健康的)であれば見た目も若く見える事が多い!と言うことのようです。(この見た目はナチュラルな状態で見ないとわからないですけど)

 

特に女性にとってはお肌のハリは重要らしく、健康寿命にも影響するのだとか!?

内面から若々しく綺麗に保っていると言うことは、大事なことなんですね。

 

やっぱりコラーゲンは凄いらしい

unagiudon久しぶりに大学の授業の話。(上の写真はこの後の話題で関係があります。)

先日の授業は本当に実用的だった!食品に関わる仕事をしていない方でも、聞いて損はないと思います。

ので、その内容を僕なりに書き留めます。

 

以前のブログでもコラーゲンの事は書きましたが、少し情報が薄かったですね。

https://mugiyateishu33.theblog.me/posts/921251

先日は、どのような方にコラーゲンが良く作用をし、結果どうなるのかと言った内容です。

以前はコラーゲンを食品としてとっても胃でアミノ酸になってしまうので、効果がないとされていいました。しかしここ最近では、直接コラーゲンにはならないが、コラーゲンを作れ!と言う指令を出す物質が出るので、結果コラーゲンが体内で増えると言うことになる、という解釈になっているようです。

人間の中の水分を飛ばすと、約30%はコラーゲンだそうです。

現在の健康食品、美容食品市場を支えているのは50代以上の女性で、彼女たちが何を求めているかで、流行が変わってくるそうです。

2010年くらいまではコラーゲンとヒアルロン酸が2トップ。

2011年くらいから様子が変わってここ数年はグルコサミンとプラセンタが2トップです。

又女性の年齢による関心も、30代までは表面的な悩み。例えば「しみ」「そばかす」「毛穴」「ニキビ」と言ったもの。

そして45歳を過ぎてくると内面から来る「たるみ」「シワ」が1番の悩みになるのです。

ちなみに40歳から44歳はその両方が悩みとして上位に来ています。

その「たるみ」や「シワ」に効果的なのが、肌のハリを保つコラーゲンです。

コラーゲンは40代あたりから急激に減り始めるようです。しかも紫外線を浴びていない腹部や骨のコラーゲンも減って来るのです。

骨にコラーゲン??

ってお思いの方もいると思いますが、骨はコラーゲンの繊維にカルシウムがくっついたものだそうです。だからコラーゲンがもろくなると、いくらカルシウムを摂ってもグラグラの柱にセメントを塗っているようなもので、効果が出にくいようです。

 

じゃ、コラーゲンを体内で増やすには何を食べればいいんだ!?

 

そうですよね。

このあたりの情報に詳しい方なら定番の「牛すじ」や「手羽先」など

見た目にも「コラーゲンたっぷり!」な食品は鉄板です。

あと、モツとか魚系でもブリや鰻ですね。

特に鶏肉系はコラーゲンが豊富なで、高タンパク低カロリー、低脂質な部位が多いですからね。

そして、食べ合わせとしてはビタミンCや穀物系の食物繊維がいいそうです。

そう、穀物系の食物繊維を多く含んでいるのは「麦」系です。本当に多いのは「大麦」ですが、「小麦粉」もあなどれないですよ!

食物繊維だけで見れば白米より小麦粉の方が多いのです。モツ鍋の〆にうどんはアリなんですよ。

 

そして、このコラーゲン効果が現れやすい年代は50代以上の方なんだそうです。

 

その理由は、、、

 

長くなったのでこの次のブログで書きたいと思います。

今回の学びは多かったので、お伝えしたいことが山ほどあります!

では次回。

ブログを統合しました。

「むぎ子のブログ」と「麦屋亭主のブログ」を統合しました。
麦屋亭主のブログの過去記事はこちらからご覧いただけます。

食品の機能や栄養素について書いている記事です。

https://mugiyateishu33.theblog.me

 

今後とも麦屋のブログをよろしくお願いいたします!

うなぎパワー!

土用の丑の日が1週間以上だったというのに、今頃うなぎ記事か!とお思いでしょうが、お許しを。。。

さて、最近トライアスリートというよりはランナー寄りになってきた毛利です。

それはなぜかと申しますと、「四万十川ウルトラマラソン(100km)」に出場する為です。

2年前に初めてのマラソンで四万十ウルトラの100kmを走って、その時の目標は完走でした。一応完走はしたものの、その練習過程とは100kmを目標とされている方たちに申し訳ないほどの内容で、今思うと自分でもあの練習でよく完走したよな、と思う内容でした。

今年は2年前のタイム(13時間40分くらい)を約3時間縮める10時間台を目標としておりますので、2年前のぬるい練習ではいけないのです。

幸い四万十で一緒に練習する仲間もできて、楽しく長距離練習をしております。

そして、先日の日曜日、今シーズンの練習では最長となる50km練を敢行しました!

参加者は私を入れて3名。いや〜一人じゃなくて良かったですよ(^^)

みなさん100kmのタイムでは、全然上を行く方たちです。胸を借りての練習です。

それと、8月7日にした理由の一つには、四万十川で一番有名な沈下橋でもある「岩間の沈下橋」のほとりで「うなぎ祭り」が開催されている!というのも大きな理由です。

50km走った後にうなぎを食べる!!というモティベーションで乗り切ろうとしていたわけです。

参加者の都合もあり、11時までにはうなぎににありつきたいと、朝5時半スタートです。

今回の練習コースは、ウルトラマラソン本番にもある峠克服も兼ねています。

沈下橋を渡り

最大斜度18%の激坂を登り

うなぎ祭りにたどり着きました。

ここで、一応大学で食品のことを科学的に学んでいる身として、

うなぎの栄養素について書きたいと思います。

うなぎの栄養素でまずあげられるのはビタミンAです。

ビタミンAは欠乏症になると「夜盲症」になります。

そして、風邪やウイルスに強い体を作ってくれるという役割もあります。

その他にはビタミンB1です。

ビタミンB1は欠乏症になると脚気になります。肉体疲労も起こってきます。

これは、ビタミンB1がグルコース(糖)の代謝を促進するからで、アスリートにとって積極的に摂りたい栄養素の一つですね。水溶性ですので過剰摂取の心配もありません。心配なのは摂りすぎによるお財布の中身です。

動物性食品では豚肉に多く含まれています。

そして脂肪酸としてDHAやEPAといったオメガ3系の多価不飽和脂肪酸もイワシほどではないですけど含まれています。

このオメガ3系の脂肪酸は悪玉コレステロールの数値を抑制したり、血液の流れを良くしたりする効果があります。

これも嬉しい栄養素ですね。

そして、美容的効果としてうなぎの皮周辺にはコラーゲンも豊富です。

食べた時の触感として「コラーゲン多そう!」という感じですよね。ぷりぷりっとして。

コラーゲンは肌のハリや潤いの他に、血管や粘膜にも作用して老化を抑制してくれます。

ってことで、

50km走った後のご褒美とともにいただきます!

(ちなみに写真の女性は、今回50kmをご一緒したスーパーママさんです。小学校〜大学まで陸上部だった筋金入りの長距離ランナー!後輩にはリオオリンピック代表選手もいるようです。)

四万十ウルトラマラソンは10月16日です。

四万十川を健全な大人たちが駆け抜けます。

応援をよろしくお願いいたします!

除菌、抗菌、殺菌 どれがいいの??

7月25日、26日と食品製造者としてはこれから必須となる

「HACCP(ハサップ、ハセップ)」の講習会にどっぷり浸かってきました。

座学が丸2日も続くと、慣れていないものとしてはなかなかこたえます。。。

この勉強は食品製造業者向けですので、私ども食品メーカーが消費者の方に安全、安心な食品を提供するためにするべき内容がほとんどで、一般の方には直接は関係の無い事柄ばかりでした。(そりゃそうですよね)

でもその中でこれは食品業者だけでなく一般消費者の方も知っておいたらいいかな、という事を習いましたので、紹介したいと思います。

よくCMで「抗菌コート」とか「殺菌成分」とか「除菌スプレー」とか聞きますよね。

この「抗菌」「殺菌」「除菌」てどう違うのか知っている方って少ないのでは無いでしょうか?

こういった商品を作っているメーカーは嘘は言っていません。しかしこの用語がどのような意味かを知らないと「イメージ」だけでよさそうに思ってしまうのです。

では、世界基準のHACCP講習会で習った用語説明です。

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1、滅菌・・・全ての菌を死滅させること。主に器具を対象とした用語。

2、殺菌・・・「菌を殺す」という意味。どの程度殺したかは問わない。その為「99%殺菌」などと表現される。

3、消毒・・・付着、又は含まれている病原性微生物を殺し、数を減らすなどして毒性を無力化させること。

4、除菌・・・物体や空間に含まれる微生物の数を減らし、清浄度を高めること。

5、静菌・・・微生物の活動を停止又は低下させ、増殖を抑制すること。

6、抗菌・・・主に物の表面についた菌の増殖を長時間防止すること。

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以上です。

上記の中では「滅菌」と「消毒」には基準があります。

「殺菌」「除菌」「静菌」「抗菌」には基準がありません。

お近くにある、こう言った用語を使った製品を見てみてください。

ほとんどが「殺菌」「除菌」「抗菌」では無いかと思います。

講義いただいた先生によると、「99%除菌」と書いているスプレーを吹きかけても、菌というのは100万単位で存在しますので、仮に100万の菌のうち99万減らしたとしても、大腸菌であれば条件の良い環境では2時間程度で100万を超えてしまいます。

この理論からいくと除菌スプレーは2時間以内にかけ続けないといけないということになります。

が、口に入れるものならいざしらず、通常わたしたちが体で触れるものには様々な雑菌がいるので、そこまで神経質にしているときりが無いですし、健康体の大人であればその雑菌にも耐えうる抵抗力を持ち合わせています。

そう思うと、いつもいつも除菌されている便座のほうが、電車のつり革や不特定多数の方が使うドアノブより綺麗だということですね。

食品でも、思いっきり殺菌された食品もありますが、これは「保存料」とか「防腐剤」と言った類のもので殺菌されているのであって、その食品を作る光景は見たく無いと思います。

幸い麦屋のうどんは保存料、防腐剤は一切使っておりませんし、急速冷凍する前に湯がき工程があり加熱殺菌をしています。そして一気に−48度まで冷やし凍結します。

菌の繁殖が盛んになると言われるプラス47度〜25度を一気に駆け抜けますので、菌の増殖はほとんど無い状態でお客様にお届け出来るのです。

こう言った勉強をすると、流通商品が冷凍うどんでよかったな〜と思います。

今食品製造業界は(ある一部の間違った会社を除き)、消費者の方にいかに安全、安心で美味しいものを提供するかでものすごく努力をしています。しかしそれを価格に転嫁することなく、多くは自助努力で行っているのです。

消費者の皆さまもそうした食品製造者の思いを少しでも気にしていただければ幸いです。

そして、指定された保存方法や調理方法で召し上がってください。

間違った保存や調理で食べられますと、せっかく美味しくいただけるはず、安全にいただけるはずのものが、「美味しくない」や「食あたり」と言った悲しい結果につながるかもしれないのです。

人間の力は偉大だった!

食品のみならず、世に出る様々な商品では人の感覚に頼った「官能試験」というものを行う事があります。

これは人間の五感

・視覚

・聴覚

・臭覚

・味覚

・触覚

を使って、これらの感覚で対象となる「試料」を評価する試験の事です。

機械ではじき出した数値では測定できない「好み」などを計る場合に多く用いられます。

食品以外では、例えば車の乗り心地だったり、スピーカーの聴き心地、アロマオイルの効果などを測定する場合に行うようです。

食品に関しては、ほとんどが「食べて」「飲んで」試験をします。

多くは「美味しさ」を求めるためですが、「美味しさ」の要因として

科学的要因は

1、味覚(舌面での味わい)

2、臭覚(食品の香り)

物理的要因は

1、視覚(色、形、大きさ、つや盛り付けなど)

2、聴覚(嚙み砕く音、ジューという音など)

3、触覚(硬さ、滑らかさ、飲みやすさなど)

こういった要因を複合して「美味しさ」が定義されます。

測定で用いられるのはこの5つで、それ以外の要因はなるべく排除します。

しかし人間は上記5つの要因以外にも「生理的要因」「心理的要因」「外的要因」が組み合わさり、複雑に絡み合って「おいしい」「まずい」を判断しています。

試験のやり方において、この「生理的要因」「心理的要因」「外的要因」を最小限にすることが求められます。

例えば疲れていたりすることで人間の感度が鈍ったり、甘いものをいつも以上においしいと感じたります。

行列のできるお店だとか、入手困難だとか、誰々がおいしいと言っていたという情報を事前に受けると、おいしいと感じたりします。

又、食べる順番によっても判断が変わる場合があります。

官能試験は「識別型」と呼ばれる人間の感覚を精密な測定器とみなし、特性や差を検出する検査と、「嗜好型」と呼ばれる、人間の総合的な判断力に頼って好ましさを調べる検査があります。

二つの検査方法、どちらをするにせよ統計学を用いて行います。

これは、官能検査以外でも用いることができるなと、結構勉強になりました。

「特別」か「特別でない」かを40回、もしくは40人の試験をもとに導き出す計算方法です。

例えばある2つの同じ種類の食品があり、どちらがおいしいか40人に食べてもらい、差があるのかという試験です。

A食品のほうがおいしいと答えたのは26人

B食品のほうがおいしいと答えたのは14人

とした場合、両方の食品に差はあるのか?といいますと、

(細かい計算式は省きます)

官能試験での結果では「差は無い」ということになるのです。

では、差があるという判断は何人であれば良いかと言いますと、

「有意水準」という数値5%では27人以上、1%では29人以上、0.1%では31人以上がおいしいと答えた時に「差がある」となります。

もう一つ

味覚検査で使われる人の識別能力を測る検査です。

1%と1.06%の塩水の濃い方を答える試験を40回した場合、正解が26回であった場合、この人は識別能力が有るか無いか!?

結果は「有る」です。

ではなぜさっきは26という数字で「無し」で今回は「有る」のかと申しますと、

どちらを選んでも構わない選択肢の場合は「両側検定」という計算方法が使われ、片方だけが正解という選択肢の場合は「片側検定」と言う計算方法が使われるからです。

では、この塩水の検査で識別能力が有る無しの基準値は!?と申しますと、

「有意水準」5%で26回、1%で28回、0.1%で31回となります。

25回以下では、偶然当たったかもしれないという事になり「識別能力無し」となるのです。

こういった計算の機能はExcelにもあるようです。

Excelってすごいですよね。

昨年経営学を学んだ時にも、投資や配当などの計算もExcelでできました。

足す引く掛ける割るなどを用いるのでなく、専用の関数があるんですね。すごい!!

もしご自分で味の識別能力が有るか無いかを調べたければ、

1%と1.06%の塩水を40回飲み比べてください。

もしかしたら「味にうるさい」人でも正解が25回以下かもしれませんよ〜

って、僕も人のことは言えません。

ま、こうして人の感覚を頼って検査をし、商品として世に出たり改良を加えてより違いを出したり、より好まれるようにしているのです。

その他にも、採点法や選択法などの分析方法があり、そこでもこの関数が用いられるようです。

人間の感覚は偉大ですね!

放射線と放射能の話

我々一般人は混同して使いがちですが、違うようです。

・放射線・・・放射性物質から出るもの(アルファー線、ベータ線、ガンマー線など)を放射線という

・放射能・・・放射性物質が放射線を出す能力を放射能という

ということです。

東日本大震災で福島第一原発が被害にあってから、よく聞く単位に「ベクレル」とか「シーベルト」とかがあると思います。

これは

・ベクレル・・・放射能の強さを表す単位

1ベクレルは1秒間に1回放射線を出す能力

・シーベルト・・・放射能を浴びた時の人体への影響度を表す単位

1mSvは1000分の1Sv

1μSvは100万分の1Sv

です。

1Svは単位として大きすぎるのでニュースなのではこちらの単位をよく使うようです。

僕なりの解釈は「ベクレル」が地震でいうマグニチュードで「シーベルト」が震度かなと解釈しています。

放射線は主に4つの線があり、透過能力に差があります。

アルファー線・・・紙1枚、又は11cmの空気層で遮断できる。

ベータ線・・・厚さ6mmのアルミ板で遮断できる。

ガンマ線・・・厚さ7cmのアルミ板、厚さ10cmの鉛板、厚さ50cmのコンクリートで遮断できる。

中性子線・・・水やコンクリートの厚い壁に含まれる水素原子によって初めて遮断できる

です。

放射線は日常地球上にもあります。しかしそれは人体に全く影響のないレベルなのですが、実は地球上でも地域差があるようです。

日本は世界の平均値よりは低いようです。世界で高い値を示しているのはイランのラムサールという地域でカスピ海のほとりにある都市です。この地域は日本の平均自然放射線の24倍の自然放射線がある地域です。

https://goo.gl/maps/anQnmiFJs7r

でもそこに住んでいる人たちを調べても、さして健康被害は出ていないようです。

どちらかというとガンの発生も低いようです。

これは、遺伝的に放射線に強い遺伝子を持っているのでしょうか?

ガンは被爆だけで起こるものではないので、それだけではなんとも言えないですね。しかもこれは外部被曝の値です。

内部被曝に目を移すと、日本の基準は世界に比べて別にゆるいわけではないようです。数値にばらつきはあるとはいえ、食品からの線量は国際基準の年間1mSvということです。そして乳幼児職人に関しては半分の年間50mSvです。

いずれにしろこの辺りは専門家でも意見の分かれることなので、素人がやすやすと意見を言えることではありません。

レントゲンを撮っても、飛行に乗っても、山に行っても被爆はします。

通常の生活であれば問題ないようですね。

ではなぜ人類は危険だと言われる放射線を出す原子力の力を使うのでしょうか?

それは、小さな質量で非常に大きなエネルギーを発生させるからです。

通常の化学反応と、原子核反応では2.3×107倍のエイネルギーの違いがあるそうです。

ウラン1g=石油2500L=石炭3トンです。

そりゃ効率を取れば原子力でしょうね。

しかし、人類はこれに手を出したことで後戻りができなくなっているのも確かです。

平和利用で使うにしても放射性廃棄物問題はどうしてもついて回るのです。

先日この放射線について講義をいただいた高知大学の沢村先生も、完全な運用はあるのだろうか?と警告されています。

高知県に住み3.11も高知県でテレビで見ていた僕としては、日頃放射線や放射能汚染について考える機会はあまりなかったので、こういった機会を食品の観点から学ぶことができたのは、良い機会でした。

ヤフーニュースに出ていた脂肪酸の話

昨日のヤフーニュースで、飽和脂肪酸の話題が出ていましたね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160706-00000021-jij_afp-int

以前からそういったことは言われていたと思いますし、大学の授業でも習いました。

この件について書いたブログです。

https://mugiyateishu33.theblog.me/posts/923753

簡単に言いますと「動物性脂肪より植物性脂肪、魚油系を摂りましょう!」ということです。

ただ、これもバランスですので、動物性脂肪を全く取らなくなるとエスキモーのように出血が止まりにくくなるようです。

少し極端なダイエット法として「炭水化物(糖質)はダメで、油はOK!肉もいくら食べても大丈夫!!」という事を言う方がいます。

その人は痩せるかもしれませんが、その体内に流れる血はドロドロということになります。

何事もバランスです。

現代の食生活でトランス脂肪酸や飽和脂肪酸を取らないというのは現実的でないと思います。

ただなるべく取らないようにする事は出来ると思いますので、気にする方は

「飽和脂肪酸」

「不飽和脂肪酸」

「多価不飽和脂肪酸」

「トランス脂肪酸」

「オメガ3」

「オメガ6」

といった脂肪酸の事を少し勉強するだけでも、それぞれの脂肪酸の働きや弊害、どの食品に多く入っているとか少ないとかがわかってくるので、生活に活かせると思います。

「トクホ」など機能性のある食品の話

「特保」「トクホ」などの飲料を飲んだことのある方は多いと思います。

僕も気にはしていなくても、買ったら特保だったということもよくあります。

この制度は1991年に始まったようですが、2000年台になってから商品がどんどん出てきましたね。

では、特保ってなに??

といいますと、

・お腹の調子を整える食品

・コレステロールが高めの方食品

・血圧が高めの方食品

・ミネラルの吸収を助ける食品

・骨の健康が気になる方食品

・虫歯の原因になりにくい食品

・歯を丈夫で健康にする食品

・血糖値が気になり始めた方の食品

・血中中性脂肪、体脂肪が気になる方の食品

と以上のような食品です。

ヘルスクレーム(健康強調表示)を表示することが許可された食品です。

上記の内容を見ると、結構曖昧な表現が多いですよね。

「医薬品」や「医薬部外品」ではなく、あくまで「食品」なので、「治る」という表現ではなく、

「何々が気になる方、これをとると改善されると思いますよ」といったニュアンスです。

この「特保」に認定されるには、非常に高いハードルがあります。

私のような零細企業では、ほぼ無理だろうという研究と時間とお金をかけます。

ま、体に入れるものなので、しっかりとした研究は必要です。

なので、多くの「特保」食品は大手企業のものだと思います。

しかし、2015年に「機能性表示食品」という制度ができました。

これと「特保」との違いは、

特保が自社、もしくは自社の研究費で試験管実験、動物実験、ヒト試験を行い「許可制」であるのに対し、「機能性表示食品」は申請しようとする食品に入っている成分が機能性があるとされる量入っていればOK。その成分が他者が研究したものでもよいという「届出制」となったことです。

これにより、非常にハードルが低くなりました。

第一号はサントリーの「セサミンEX」だそうです。

一般の食品と上記のような「保健機能食品」の違いは、

機能性の表示が出来るか出来ないかです。

一般の食品は出来ません。現在のうどんは一般食品ですので機能性の表示ができませんが、「機能性表示食品」を取れば、機能性を表示できるのです。ただし、ちゃんとした機能性があるものに限りますけど。

授業では、「血圧が高めの方の食品」についてのメカニズムを教えていただきました。

最初から書くと長いしわかりにくいので要点だけ。

血圧を上げる作用のあるアンジオテンシン1からアンジオテンシン2に変換をする酵素(ACE)の活性を阻害することが出来る食品ということのようです。

りんごが黒くなるのを抑えるのに塩を使うのはなぜ??

りんごは切ってそのままにしておくと、黒くなってきますよね。

酸化です。これを防止するには塩水につけるというのは多くの方が知っていることです。

では、なぜ塩水につけると酸化しない、もしくは遅らすことができるのか!?

りんごの中には様々な酵素があります。

代表的なものは「ポリフェノールオキシダーゼ」です。これは塩分に弱く、食塩の主成分であるNaClにより、酵素反応を遅らすことができます。

ちなみに、りんごのなかでもより黒くなるのはどこでしょうか?

答えは、種の周りです。

植物にとって種は一番大事なもので、それを守るために酸素に触れると活性酸素を多く吹き付けて、種を守ろうとするのです。

活性酸素とは、健康に気をつけている方からはあまり良いイメージがないとおもいます。

読んで字のごとく「アクティブな酸素」と言うことで、体に必要なものなのです。

しかし、それが出すぎると細胞を傷つけガンになったり、老化を促進したりします。人間誰しも老化します。その活性酸素をやっつける(減少さす)酵素がスーパーオキシドジスムターゼ通称SODと呼ばれる酵素です。このSODを働きをするものは食品でもけっこうあります。

って、実はこの活性酸素については昨日習ったほやほやの情報です。

トクホや機能性食品についても興味深いことをお聞きしましたので詳しくは後日書きます。

りんごの話に戻って、鉄の刃物で切るとその鉄分と酸素が反応して黒くなります。

色素にはいろいろあり、メラニン色素というものもあります。

髪の毛を黒くしている色素です。

これが少なくなると白髪になります。

あと、肌の色もこのメラニン色素が関係しています。

実はこのメラニン色素を抑える効果が「コウジ酸」にあり、お酒造りの「杜氏」の方に色白の方が多いのはこのためだそうです。

そこで「コウジ酸」を使った化粧品がいろいろと出回っいるそうです。

野外で長時間動き回る持久系アスリートは、日焼け対策も必要ですね。

コウジ酸は日焼けを直接抑えることはできないですけど、そのダメージで起こすメラニン色素の生成を抑える効果はあるようです。

最後に先生がおっしゃられていた言葉で気になったものを書き留めます。

人為的に腐らしていくことを「発酵」と言い

偶然発酵していくことを「腐敗」と言う。