水を制するものは食品を制する

この言葉は現在私が受講している、高知大学土佐FBCの受田教授の言葉です。

ほとんどの食品は、その構成される成分で一番多いのは「水」なのです。

コンクリートと同じくらい硬いと言われる「本枯節(鰹節をもっともっと硬くしたもの)」の中にも、15%程度の水分が含まれています。ちなみに鰹の刺身の中には75%ほどの水分があるそうです。

スイカは90%が水分です。

そして私の本業であるうどんは、茹でた状態で(その茹で方、太さにもよりますが)70%程度は水分です。

そう、やはり「水を制するものは食品を制する」のです。

水というのはご存知の通り「H2O」と表記されます。

水に近い元素でできている物質の中でも「H2O」は本当に特殊な存在のようです。

沸点と融点を見てみると、その多くは摂氏マイナスで融点を迎え、沸点は高くても摂氏プラス20度程度。

しかしみH2Oは摂氏0度で液体になり、摂氏100度で気体になります。

それだけ他の物質と比べて特殊であり、特殊がゆえに唯一無二の存在として、我々生命体になくてはならないものだということです。

麦屋は創業以来、水に異常なまでの執着を持って経営をしてまいりました。

これからもその創業の思いである「水」に対して真摯に向き合っていきたいと思います。

みなさん、これからは気にして良い「水」を摂取してくださいね。