辛〜いカレーうどんから学ぶ事

2月8日、四万十映画祭のイベントとして西土佐地区で
「HOTお椀フェスタ」という食のイベントを同時開催した。

そこで麦屋は四万十市江川崎地区が41度という国内最高気温を記録した記念にということで激辛なカレーうどん「日本一暑いスペシャルカレーうどん」を提供しました。m1050945

こんな顔になるカレーうどんです。

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開発は四万十市雇用創造協議会の皆さんにご協力をいただき、

「とりあえず、辛いもん好きが満足する辛さにして欲しい」というオーダーのものと製作したのです。

その後1週間ほど麦屋の飲食店「四万十製麺所」でも販売をしました。
本当の辛いもん好きの方が額に汗しながら食べるのです。ただ、辛すぎて普通の人間では味見が困難という、本物の辛さです。

辛い辛いといっても辛いもん好きの方からすれば大したことないのが常だそうです。
がこのカレーうどんはその辛いもん好きの方にも満足をいただいていたようで、販売を休止してからというもの

「あのカレーうどんはいつ再開するんだ」といった声をいつもいただきます。

申し訳ございません。4月中旬までには再開したいと思っています。

 

普通の辛さならここまでの話にならないところ、劇的に辛いから、一般の方にはウケないけど、辛いもん好きの方の支持をかなり得たのだと思います。

味もそうですし、サービスや店の仕様など、口コミにしやすいトンガリを持たすことは大事ですね。

今のご時世、美味しいのは当たり前なのです。
なにか特徴のあるお客様が話題にしやすいネタを提供して、それで興味を持っていただければ、来店者数や来店頻度も上がり定番商品にも目を向けて頂けますね。

 

利益とサービス

よく飲食店をされている方から聞く言葉で「利益率」「原価率」というのがあります。

「原価○割以内で抑える」とか「利益率は○割欲しい」とかです。

もちろん商売ですので、損してまではできませんが、すべての商品やメニューをその考えで値付けしてしまうと、お客様の感情として

「何でもちょっと割高」とか「お得な感じがしない」といった評価を受けることになります。

商品やメニュー、サービスの内容を見極め、

「お得」と思っていただける商品と、「利益が取れる」商品とは区別したほうが良いいです。中には「利益が取れてお得感がある」商品もあるとは思いますが、一般的には区別をしたほうが良いでしょう。

自店での「何にはケチらない」と「何では利益を取る」を決めてください。

特にうどん店など比較的低価格の商品を提供する場合には、よりその住み分けをしたほうが良いです。